五大栄養素の揃ったバランスの良い介護食とは

2023年8月5日

はじめに

こんにちは、Freppa(フレッパ)広報担当です。
フレアサービスのFreppa(フレッパ)は、おいしさにこだわる高齢者・介護・福祉施設向け給食サービスです。
管理栄養士監修の献立を再加熱するだけの簡単なチルド製法(クックチル)を用いることで、添加物フリー。食味と栄養の劣化を防ぎ、健康でおいしく手早い給食を提供しております。
配食だけではなく、セントラルキッチンの導入をはじめとした施設の厨房改善も承っております。

介護施設の食事において、ご入居者の健康を最優先に考えるなら、介護食の栄養バランスは見逃せません。
高齢者の方々は、健康状態や食事制限など様々な要因により、栄養面での摂取が十分でないことがあります。
介護施設で過ごす上で、日常的に食することとなる介護食は必要不可欠です。

今回は、五大栄養素の摂取とバランスのいい介護食とはどんなものなのか、解説いたします。

五大栄養素とは?

五大栄養素とは、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルのことを指します。
たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルといった栄養素は、健康的な身体を維持するために必要不可欠なものです。

特に高齢者の場合、栄養バランスが崩れると免疫力の低下や身体機能の低下を招くことがあります。
入居者によっては食事制限や持病によって食べられない食材もあるため、介護食においては五大栄養素をバランスよく摂取できるメニュー作りが求められます。

炭水化物・脂質・タンパク質が「エネルギーの元となる栄養素」
タンパク質・ミネラル(無機質)が「からだをつくる栄養素」
ミネラル(無機質)・ビタミンが「からだの調子を整える栄養素」
となっています。

炭水化物は、糖質と食物繊維に分類されますが、エネルギーの元になるのは糖質です。
糖質は脳の活性エネルギー源となりますが、過剰摂取では害となります。
脂質は炭水化物の2倍以上のエネルギーを作り出すことができます。
タンパク質は、糖質や脂質が十分でないときにエネルギーのもとになります。
炭水化物、脂質、タンパク質はエネルギー産生栄養素とも呼ばれています。

私達の身体の中では、常に新しいタンパク質が創られ、分解されて、
一部は尿として対外へ排出されるサイクルを繰り返しています。
その為、身体を作る元のなる栄養素はタンパク質から補給する必要があります。
ミネラルは骨や歯などを作るもとになるカルシウムなどが該当します。

ビタミンは身体の中で起こる数々の代謝反応に必要な酵素としての働きを補ったり、
脂肪組織や肝臓に蓄えられて、からだの機能を正常に保ったりしています。
ミネラルは、臓器やからだの組織で起こる様々な反応をスムーズに進め、
生理機能を健全に維持する効果があります。

 

ここまで五大栄養素についての説明をしてきましたが、
実は五大栄養素にもう1種類を加えて、六大栄養素と呼ぶことがあります。
六大栄養素の最後の1種類とは「食物繊維」です。
五大栄養素では、炭水化物に分類されている栄養素ですが、整腸作用や血糖値の上昇を抑えたり、
コレステロール値を下げたりと様々な働きが注目され、独立した栄養素として注目されています。

私たちの腸内で、腸内細菌の餌となり、善玉菌を増やすことで、
腸内環境を整える作用があります。
食物繊維は豆や野菜、果物、きのこ、海藻などに多く含まれています。

ここまで栄養素について、色々とご説明してきましたが、
「エネルギーがほしいから脂質を摂る」
「骨が弱いからカルシウムを摂る」ではなく、
どれもまんべんなく取り入れたお食事を召し上がって頂くことが、
一番健康に繋がります。
国から食事のバランス値については、明確な提示をされており、
性別や年齢などによって、それぞれの数値が異なります。

普段お食事を自前で作っている方は、
バランスを考えたメニューを作ることが非常に難しいかと思います。
毎食バランスをとるとなると、同じ様なお食事が続いてしまう為、
1日の栄養成分を守れる様にメニューを考えてみてください。
お昼にお肉が多めなら、夜は野菜を重視してみるなどして、
1日の栄養成分が守れれば、トータルでバランスのとれたお食事となります。

それでもバランスをとるのが難しい、
そもそもお食事を自前で作る機会が無いなどの人は、
フレアサービスの健康弁当の宅配なども視野に入れてみてください。

 

五大栄養素を摂れるバランスのいい介護食の重要性と外注メリット

介護施設では、ご入居者様の健康状態を考慮し、個別の食事プランを立てることが必要です。
しかし、調理や栄養管理は専門知識や時間を要するため、負担が大きいものです。
人手が不足していたり、業務が圧迫している場合は、外部の専門業者に介護食の提供を依頼することで、五大栄養素を摂れるバランスのいい介護食を手軽に提供することができます。

外注することのメリットは以下の通りです。
1. 専門知識と経験豊富なスタッフによるメニュー作り:外部の専門業者は、栄養士や調理師など専門知識を持ったスタッフが在籍しています。そのため、五大栄養素を考慮したバランスのいい介護食を提供することができます。
2. コスト削減:自社で調理や食事提供を行う場合、食材の調達や調理スタッフの雇用など、多くのコストがかかります。外注することで、これらのコストを削減することができます。
3. 時間の節約:自社で調理を行う場合、食材の仕入れやメニュー作り、調理、配膳など、多くの時間を費やす必要があります。外注することで、これらの業務を委託することができ、時間を節約することができます。

 

五大栄養素を摂れるバランスのいい介護食の選び方

外部の専門業者に介護食の提供を依頼する際には、以下のポイントに注意しましょう。

1. 栄養バランスの確認:介護食の提供業者がどのような基準で栄養バランスを考慮しているのか確認しましょう。五大栄養素だけでなく、食物繊維や塩分などの健康に影響を与える要素も考慮しているかを確認しましょう。
2. メニューのバリエーション:単調な食事は食欲をそがれる原因となります。介護食の提供業者が多様なメニューを提供しているかを確認しましょう。また、季節に応じたメニューの提供も重要です。
3. 味や食材の質:栄養の他にも介護食は美味しく食べられることが重要です。介護食の提供業者が味や食材の質にこだわっているかを確認しましょう。

 

まとめ

ご入居者様の健康を守るためには、五大栄養素を摂れるバランスのいい介護食を提供することが重要です。
しかし、自社で五大栄養素を細かく意識して調理や食事提供を行うことは負担が大きいものです。
そこで、外部の専門業者に介護食の提供を依頼することで、専門知識と経験豊富なスタッフによるバランスの良い介護食を手軽に提供することができます。
是非、介護食の外注を検討してみてください。

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介護施設の外注の際は、ご相談ください。

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