2023年8月20日
はじめに
こんにちは、Freppa(フレッパ)広報担当です。
フレアサービスのFreppa(フレッパ)は、おいしさにこだわる高齢者・介護・福祉施設向け給食サービスです。
管理栄養士監修の献立を再加熱するだけの簡単なチルド製法(クックチル)を用いることで、添加物フリー。食味と栄養の劣化を防ぎ、健康でおいしく手早い給食を提供しております。
配食だけではなく、セントラルキッチンの導入をはじめとした施設の厨房改善も承っております。
ホームヘルパーとしての経験を積んできた方の中には、次のステップに進みたいと考えている方がいるかと思います。
それが転職なのかキャリアアップなのか、人それぞれではあるものの、中にはホームヘルパーの経験を活かして介護施設の開業を考えている方もいるのではないでしょうか。
実際、訪問介護での独立しかできないと思われがちなホームヘルパー資格ですが、幅広い介護事業での独立も可能です。
しかし、開業には多くの準備と知識が必要で、どのような形態で開業するのかなど、自分に取れる選択肢を知っておくのが重要になります。
本記事では、ホームヘルパーが介護施設を開業するための成功のポイントを解説します。
ホームヘルパーが介護施設を開業するための手続き
ホームヘルパーが介護施設を開業するためには、まずはじめに「届出」が必要です。
届出とは、介護保険法に基づき、施設の開設や運営に関する情報を地域の介護保険事務所に提出することです。届出には以下のような情報が含まれます。
・施設の名称や所在地
・施設の規模や設備
・施設の運営責任者やスタッフの資格
・介護サービスの内容や提供方法
また、届出の際には費用がかかる場合がありますので、事前に確認しておくことも重要です。
ホームヘルパーが介護施設を開業するための条件
手続き以前に、介護施設等の事業所を構える場合、一人では開業できないことを覚えておいてください。
例えば、訪問介護の事業所を立ち上げようとする場合、人員基準、設備基準、運営基準といった3つの基準を満たす必要があります。
人員基準は「訪問介護員」「サービス提供責任者」「管理者」を配置するのが最低の要件となります。
管理者は特に資格要件はなく、サービス提供責任者が兼務可能です。
しかし、サービス提供責任者は、以下のいずれかの資格を持っている必要があります。
・介護福祉士
・介護職員実務者研修修了者
・旧介護職員基礎研修修了者
・旧ホームヘルパー1級
・看護師または准看護師
訪問介護員は、サービス提供責任者を含めて常勤換算2.5人以上とされます。
資格要件は、サービス提供責任者と同様です。
設備基準は、事務室、相談室、衛生管理の設備といったようにそれぞれに決められた基準があり、基準を満たしたものを用意する必要があります。
・事務室:特に広さに関する規定はなく、必要不可欠な備品を設置できるスペースが確保できれば問題なし。また、入居者に関する書類を保管する棚などの設置が必要。
・相談室:利用者や家族が相談する際に使えるスペースと、パーティションを置くなどしてプライバシーに配慮することが必要。
・衛生管理の設備:手洗い場や洗濯室といった、トイレとは別の独立した衛生的な設備が必須です。手指を洗浄するための洗面台、液体せっけん、消毒液、タオル(清潔なタオルまたはペーパータオル)を用意すれば間違いはないでしょう。
運営基準は、大きく2つに分かれ、「訪問介護サービスに関する基準」と「業務運営に関する基準」があります。
一例を挙げると、
・訪問介護計画の作成
・利用者管理台帳の準備
・内容・手続きの説明および同意
・サービスの提供が困難になった際の対応
・緊急、事故発生時の整備 など
多くの項目が存在します。
まとめ
ホームヘルパーが介護施設を開業するためには、届出や設備の整備などの手続きに加えて実務経験や介護施設の運営に関する知識やスキルも求められます。
しかし、これらの条件を満たせば、より多くの人々に支援を提供するための場を提供することができます。
ホームヘルパーとして独立を考えている方は、ぜひ開業の可能性を検討してみてください。
また、介護施設を開業する際に大切な要素の一つが、入居者の食事です。
入居者の健やかな生活に栄養バランスがよく、なおかつ味が美味しい食事というのは欠かせません。
実際、なかなか味と栄養バランスを両立させることは簡単ではなく、仮に両立できても施設側の負担が増えてしまうといったことも。
これから介護施設を開業し、食事について悩んでいる事業者様こそ、フレアサービスの介護給食Freppa(フレッパ)をぜひお試しいただきたいです。
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