2020年12月25日
皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!
👉薬膳について
薬膳と言うと体に良さそうなイメージがあります。そのイメージのとおり毎日の食生活に取り入れることでより健康的な体づくりに貢献すると考えられています。そして、この薬膳は医療や介護で用いることで、病気や怪我の改善にも繋がると期待されています。
この記事では、日頃の食習慣に取り入れたい薬膳についてご紹介していきます。
👉薬膳とはなんだろう?
全日本民医連によれば、「薬膳は、季節や食べる人の体調に合わせ、食材や生薬(漢方薬の原料)を組み合わせた料理」とされています。これを難しく感じる方もいるかもしれませんが、薬膳の代表例とも言える「七草がゆ」は、「セリ・ゴギョウ・ホトケノザ・ナズナ・ハコベラ・スズナ・スズシロ」といった滋養効果があるとされる食材を、おかゆにして食べることでお正月で疲れた胃の回復を図るというものであり、そう考えると身近に感じられるのではないでしょうか。
👉薬膳と介護食
全ての食材は「体を温めるもの」「体を冷やすもの」「どちらでもないもの」に分類されます。「冷え性には体を温める効能を持つショウガが良い」とはよく言われている話ですが、このように食材が持つ効果を利用し、薬膳として提供することで、病気や怪我の改善に働きかけてくれると考えられています。この体を温めるものと冷やすものに偏りがあっては体の不調を招く原因になることがあります。そのため、バランスよく摂取することも大切です。
薬膳においては、「酸味・甘味・辛味・苦味・鹹味」も重要です。それぞれの味によって機能する器官があるため、ある器官の調子が優れないときには、その器官と相性の良い味付けことで働きを補助すると考えられています。普段何気なく味付けしていた、と言う方は、その人の体調に合った味付けを考慮することも大切です。
このように、提供する人に合った効果を望める食事を考案していくことが大切であり、医療や介護の現場では薬膳の考え方が重要になってきます。
👉まとめ
薬膳は、その時の季節や提供する人の体調によって用いる食材や味付けを考慮する、という考え方です。食事は毎日とるものですから、何気なく食事をするよりも、この薬膳の考え方を用いることが健康寿命を延ばすことにも繋がると考えられており、介護の現場でもしばしば取り入れられています。今まで特に気にしていなかったと言う方は、この機会に薬膳の考えを取り入れてメニューを考案してみてはいかがでしょうか。
【参考URL】
https://www.min-iren.gr.jp/?p=28067
https://www.yomeishu.co.jp/health/3371/
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/college/10shoga/nanakusa.html
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