熱中症の予防と対策

2022年5月10日

2022年5月10日火曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

最近は段々と暖かくなってきました。
気温も徐々に上昇しており、
これから夏への変わりつつある様な感じがしますね
本日は、先を見越して、夏に関連するテーマです。

夏といえば・・・「海」「スイカ」などなど、
様々な行事がたくさんあります。
ただ、夏といえば、やっぱり「暑い」、
そして「暑い」=「熱中症」です。
本日はこの「熱中症」をテーマにしていきます!

☆熱中症の症状☆
熱中症は「めまい」や「身体のだるさ」「吐き気」などが主な症状です。
重度になると、自分で歩くことが出来ず、倒れたり、意識が無くなったりします。
通常は水分補給などで防止できますが、
意識が無い状態で無理矢理水分補給をさせることは大変危険なので、
まずは最寄りの医療機関を受診する様にしましょう。

☆熱中症の対策☆
熱中症対策の基本としては、やはり「水分補給」ですね
1日1.2Lを目安に小まめに水分補給をして、
喉を渇かない様にすることです。
起床時や入浴前後の水分補給も重要です。
また、3食をしっかり摂り、十分な休息を取ることも必要です。

しかし、場合によっては、水分を取ることで、
熱中症の症状が悪化してしまう場合もあります。
屋内外で長時間の労働や運動をし、大量の汗をかくことで、
体内の塩分やミネラルが汗となって排出されてしまいます。
身体に塩分やミネラルが足りなくなると、熱中症症状が現れます。
そこに水などを含めてしまうと、血液中の塩分やミネラルの
濃度が低くなってしまい、更に症状が悪化してしまう恐れがあります。

汗で排出されてしまった塩分を補うには、
ただ単に水分補給だけではなく、
スポーツドリンクなどの塩分やミネラルが豊富に含まれたドリンクで補給を行いましょう。
最近は熱中症防止用のタブレットや飴なども販売されています。
使用するタイミングは限られてきますが、効果は十分です。

近年では、熱中症による救急搬送者数が増加傾向にある為、
「熱中症警戒アラート」が発表されており、
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された場合は、
都道府県毎に発表されます。
LINE公式アカウント(環境省)を友達追加することで、
住んでいる地域の熱中症警戒アラートの発表や指数を受け取ることもできます。

☆熱中症の応急処置☆
熱中症の症状(めまい、頭痛、吐き気)がある場合には、
涼しい日陰などに移動し、服を緩め、身体を冷やします。
意識が無い場合には、この時点で救急車を呼びます。
意識がある場合には、自力での水分・塩分補給を促し、
不可能な場合は、医療機関へ受診します。

重要な点としては、
「まずは涼しい場所へ移動する」
「水分・塩分補給をさせる」
「補給が不可な場合は無理に補給させずに医療機関へ受診する」
この対応さえ間違えなければ、応急処置は完璧です。

以上が熱中症についてです。
過去には、社内に1時間程度留守番をしていた子供が、
夏の暑い中放置されて、他の方に救助されたり、亡くなってしまうケースもありました。
例え、社内でクーラーをつけていたとしても、
社内の空気を循環できないと熱気が籠って、息苦しくなってしまうので、
定期的に窓などを開けて、空気の循環が必要になります。
体温調節能力が不十分なお子様や高齢者様は、特に注意が必要となります。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
私達は日常生活でマスクを使用して、感染拡大を防止しています。
しかし、マスクをすることで、より身体に熱がこもりやすくなり、
熱中症のリスクが更に上がっています。
屋外で人との距離を取れる時は、マスクを外して、
なるべく空気を直接吸って、身体の中の熱気を外へ排出しましょう。

5月はまだまだ夏の序盤なので、そこまで気温は上がっていませんが、
これから梅雨に入り、湿度も高くなっていき、
お盆頃には暑さもピークを迎えます。
水分だけでなく、塩分補給もしっかり行い、
楽しい夏を過ごせるようにしましょう。

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