ノロウイルスの危険性と感染予防

2022年4月19日

2022年4月19日火曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

最近は北海道も暖かくなってきて、
ようやく春らしさを感じ始めてきましたね

新生活でわくわくしている方も非常に多くおり、
これから1人暮らしを始める方もいるのではないでしょうか。
しかし、夏にかけて、1人暮らしを始める方は、
絶対に注意しなければいけないことがあります。

それは「食中毒」です。

食中毒 食中毒対策 福祉施設 介護施設 介護事業所

「滅多に起こることではない」「自分は大丈夫」と思っている方も
多くいるのではないでしょうか?
その様な油断から食中毒が起こってしまうケースがあります!
本日はこの「食中毒」の中でも危険な「ノロウイルス」をテーマに
ブログを書かせて頂きます!

☆ノロウイルスとは
ノロウイルスは、人間の小腸粘膜で増殖するウイルスです。
85~90℃で90秒間加熱することで、感染力は弱まるとされています。
生で食する牡蠣などが原因となるケースが多い様です。

ウイルス自体は貝などの中では増殖できませんが、
感染した水などから貝の体内に蓄積してしまうケースがあります。
その為、生牡蠣を出している業者で、
一度ノロウイルス感染者が出ると、複数人がまとめて感染するケースがあります。

また、感染者の便や吐しゃ物に接触することにより二次感染を引き起こす可能性もあります。
感染者が症状の出る前に調理などを行うことで、
感染が一気に広がるおそれもあります。

☆感染すると、どんな症状が出るのか
潜伏期間は約24~48時間となっており、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱症状が出ます。
通常であれば3日以内に回復します。
感染しても全員が発症するわけではなく、
軽い風邪の様な症状で済むケースがあります。
しかし、感染に気付かずに広がってしまい、乳幼児や高齢者に感染することで、
重篤化することなども多々あります。

☆感染予防対策は?
予防をするには、以下の様な点に気を付ける必要があります。

・下記などの二枚貝は中心部までしっかり加熱をし、
殺菌してから食べる様にする
・食品を購入後は、十分に洗浄を行う
・調理前、食事前の手洗いを徹底する
・手洗い後のタオルは毎日清潔な状態にする

また、感染を広げない為に、以下の点に気を付ける必要もあります。

・感染者の吐しゃ物を直接触れない様にする
・感染者が使用していた食器などは、塩素系漂白剤につけ置き洗いする
・感染者の吐しゃ物掃除などは終わったら、いつも以上に手洗い・うがいをする
・調理従事者は、ノロウイルス感染時の症状が出た際には、
調理行為に携わらない様にする
※医療従事者など、他人と接する作業を行っている者全般も同様

 

以上がノロウイルスについての説明となります。
症状が出ない人もいるということで、中々気付けないこともあり、
知らず知らずのうちに感染が広がっているということもあります。
この様な事態を防ぐためにも、体調不良があれば、
すぐに職場に連絡をして、お休みを貰うことをオススメします。

昨今ではノロウイルスだけでなく、
コロナウイルスも蔓延しており、より一層感染症対策が厳しくなっています。
もちろん対策が厳しくなるのは、良いことなのですが、
同時に飲食業や福祉・介護従事者などは、
普段の作業を一手間増えてしまう為、中々大変です。
感染が広まってしまうとそれ以上に大変なので、
感染症対策は常に万全にしていく様に心掛けましょう。

弊社でもノロウイルスやコロナウイルスといった、
各種感染症対策を行っております。
具体的には、毎月検便を外部機関で行っており、
工場に入っていない人員もノロウイルスの検査を行っています。
また、お客様先での委託給食などを行っている従業員は、
毎日の検温に加え、出張時は抗体検査も行う様にしています。

皆様の職場はいかがでしょうか?
毎日の感染症対策だけでなく、
もし感染してしまったら・・・などの対応も考慮されていますか?
心配な方は、もう一度確認をして頂き、
皆様で一丸となって、対策をしていきましょう!

 

 

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