「ニュークックチル」をご存知ですか?

2022年4月18日

2022年4月18日月曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

近年高齢者施設での人員不足が問題となっており、
中々介護職員が集まらなかったり、
食事を提供している施設様であれば、調理員の確保問題や、
介護職員が調理を行うことで、負担が倍増したりなどもあります。
この様な環境に置かれた職員の退職も後を絶たず、
介護業界を共通かつ最大の問題となっております。

弊社も介護施設様へお食事を提供している会社として、
様々な施設様を見てきましたが、
最近では、パック給食の湯煎さえも大変なケースが非常に多いです。
当然手作りよりも圧倒的に早く、簡単に調理はできますが、
お食事時に全利用者様分を用意しなければいけないので、
部分的な負担増もあります。

今回はこういったケースで非常に役に立つ
「ニュークックチル」というシステムについてご紹介します!

☆ニュークックチルとは・・・
ニュークックチルとは、専用のカートを用いることで、
パックを湯煎する手間を省けるシステムのことです。
具体的には、前日などにパック給食を開封し、
専用の容器に盛り付け、カートにセットをします。
この時に加熱時刻の予約設定を行うと、当日の設定時刻に自動的に再加熱が始まり、
後はご利用者様へ提供するだけとなります。

☆ニュークックチルのメリット
ニュークックチルでは、前日から盛り付けて、カートに入れておくだけなので、
お昼時のみ忙しいなど、忙しさの波が無くなります。
また、カート内は冷蔵庫代わりにもなる為、
前日から盛り付けても、衛生的な問題もありません。

利用者様の多くいる施設様では、
湯煎用の大きなお鍋が必要だったり、何回転もさせないといけない為、
この様なカートを使って、簡単に調理することをオススメしています。

☆ニュークックチルのデメリット
工程的には、非常に便利なニュークックチルですが、
専用カートを導入するということもあり、金額的なデメリットはあります。
カート自体の金額がそれなりの額になってしまいます。

また、精密機械ですので、故障のリスクなどもあります。
頻繁に壊れることはないですが、設置環境によっては、
数年で不調が出てきたりもすることもあります。

規模の大きな施設様では、カートを使うことによる簡略化を図れますが、
比較的規模の小さな施設様では、カート費用の支払いで、
収支が合わなくなるケースもあります。

☆ニュークックチルによる仕上がり
ニュークックチルの使用した場合、
パックを湯煎するよりも美味しく出来上がる場合があります。
カートは専用食器とセットになっており、
専用の食器に電気が流れることで、お食事を温める仕組みになっています。
通常のパックですと、周りのお湯がお食事を温めてくれる仕組みですが、
電気を使って温めとなると、内部まで完全に温めることができます。

パック給食ですと、煮物などは味が染み込んで美味しく、
かつ湯煎調理で、煮汁ごと温めできるので、より味を感じやすいです。
一方でニュークックチルは、前日盛付なので、
煮汁などは染み込みづらいかもしれませんが、
お魚やお肉などは表面は焼け、中はやわらかい状態を実現できます。

弊社では、湯煎と再加熱カートどちらのパターンも検食を行っており、
仕上がりを確かめた上で、お客様への提供を行っております。

上記がニュークックチルの大まかな説明となります。
一般的には、あまり馴染みの無い言葉となってしまう為、
実際にカートを使用してみないと分からないケースもあるかと思います。
弊社ではカートの販売会社様と連携をして、お客様への提案が可能です。
また、弊社札幌支社には再加熱カートを常備している為、
実際に弊社に来て頂いて、実演&試食を行うことも可能です!

一概にニュークックチルが最も良い、クックチル給食が便利、
手作りが一番求められているとは判断できませんが、
弊社では、施設様に最も適したシステムを提案させて頂きますので、
何かお困り事などがあれば、是非フレアサービスまでご連絡下さい!

 

 

 

 

北海道全域の給食ならフレアサービスへ!
札幌・旭川・北見だけでなく、函館・苫小牧など幅広く対応!
高齢者・介護・福祉施設様のお悩みを解決!