きざみ食について~誤嚥に注意しましょう

2020年10月22日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

高齢者のための介護食でよく聞く「きざみ食」について、解説いたします。
実は高齢者の約30%が咀嚼力に問題があるということです。高齢者施設での食事は日々の楽しみであるので、そういった噛む力が衰えた高齢の方にも見た目に彩を工夫したりできるので食事の楽しみを損なわずお召し上がりいただけるのが「きざみ食」です。一方で、誤嚥をしないように注意なども必要になる食事です。

 

👉きざみ食はどういうもの?

 

フレアサービス 旭川 フレッパ きざみ食 刻み食 介護食

きざみ食は、普通の食事、やわらかく用意したものを細かく刻んだり、ダイス状に刻んだものです。歯の状態や口腔内の状態があまりよくないため噛む力が弱っている方で、飲み込むことは問題なくできる、また、唾液はわりと分泌している方におすすめです。

難点としては、細かく刻んだものなのでまとまりにくく、誤嚥の原因などにもなります。水分の少ない揚げ物やぱさついている魚や肉は特に誤嚥を引き起こしやすいので十分な注意が必要です。飲み込む力が弱っていたり、唾液の分泌が少ない方にはきざみ食はおすすめしません。ソフト食などであれば歯茎や舌で食べ物をつぶすことができるので、その方に応じた食事内容にすることを心がけましょう。

 

👉きざみ食ならこんなメリットも!

 

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通常の食事を刻んでいるので、他の方と同じものを食べているという実感もわき、彩も失わず食欲減退などもミキサー食やムース食に比べると少ないのではないでしょうか。普通食にくらべると噛む力が弱っていても食べられるのでストレスも少ないでしょう。

👉きざみ食のデメリットと注意事項

 

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食材を刻む手間があるので食事の用意担当している方の負担が大きくなってしまいます。さらに十分に衛生面で気を付けなければ刻む際に食中毒等を引き起こすことになります。まとまりがないため誤嚥を起こしやすいということも注意事項としてあります。

 

👉とろみをつけて誤嚥のリスクを減らしましょう!

 

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健康な人が食べ物を飲み込む際、気道はふさがれ、反対に食道は開かれるので誤嚥は通常起こらないのですが、高齢者の方で嚥下障害などがあるとそのタイミングがずれてしまい誤嚥が起こります。それを防ぐ方法としては食べ物が口の中でまとまるようとろみをつけてのどにゆるやかに流れていくようにすることです。

水溶き片栗粉でとろみをつける方法があります。ただ、加熱をする必要があるので調理をする方の負担がまた増えてしまいます。手間がかからない方法を選ぶのであれば、市販のとろみ剤を使うこともおすすめです。とろみの強さなども調節しましょう。あまり強すぎると逆に誤嚥のリスクをさらに高めてしまう可能性もありますので注意が必要です。

 

👉まとめ

 

咀嚼力や嚥下力が弱くなっている高齢者の方には、それにみあった食事を提供するよう心がけましょう。今回は「刻み食」について解説しましたが他にも「ミキサー食」「ソフト食」など家庭でもご用意しやすい介護食があるので適切な方法で用意してご提供しましょう。
きざみ食はとろみをつけることで誤嚥のリスクを減らすことができます。見た目が変わってしまうことで食欲減退につながったり、とろみなどで調節しているため水分量の増量等で栄養バランスがくずれるなども考慮することも大切です。介護食サービスや栄養補助食品などをうまく取り入れたり、医療機関や管理栄養士などに相談することも大切です。

フレアサービスのお弁当、健康コントロール御膳もきざみ食に対応しています!管理栄養士が1日に必要なカロリー、たんぱく質、 塩分等の適切な栄養価をバランス よく摂ることができるように考えた 献立です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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