「ニュークックチル」とは

2022年3月22日

2022年3月22日火曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

皆さんは、「ニュークックチル」という言葉に聞き覚えはありますか?
一般的には、あまり馴染みのない言葉ですので、
ご存知ではない方も多いかと思います。
本日はこの「ニュークックチル」という仕組みについてご紹介します。

まずは、その他の調理方法を説明します。
「クックサーブ」こちらは従来の手作り調理のことです。
事前に食材を購入し、仕込み・調理を行った上でご利用者様に提供する流れです。
すごく手間と時間が掛かってしまいますが、当日出来立ての提供になる為、
一番美味しい物を召し上がって頂くことができます。

続いて「クックチル」こちらは弊社給食も採用しており、
湯煎するだけで簡単に調理することができる調理です。
パックタイプの物で、冷蔵や冷凍などで施設様に届き、
施設様で直接温めて頂き、盛り付けをして完成という流れです。
クックサーブよりも簡単で素早く出来ることが特徴ですが、
味に関しては、多少劣ってしまいます。

最後に「ニュークックチル」です。
名前にある通り、「クックチル」が新しくなった調理です。
専用の再加熱カートにクックチル給食を入れることで、
指定の時間に加熱が掛かる様になっています。
これにより、従来11時などから手作り&湯煎作業などを行っていた、
クックサーブやクックチルでのピーク時間が無くなります。

前日に盛り付けて、カート内に入れておくことで、
カート内で冷蔵保存され、翌日の指定時間に加熱が掛かる様になっています。
前日盛付になるので、11時から人数を増やすなどの対応が不要となります。
温め後も、そのまま提供が出来る為、事前に盛付を行っておけば、
後はお食事を提供するだけという簡単な流れとなっている為、
食数が多い施設様では、良く使われている手法になります。

デメリットとしては、カートの購入に高額な支払いになるので、
5年程度使って頂かなければ、施設様の方で損が発生してしまいます。
その為、食数が多い&長年使用するという方にしかオススメできない調理法です。
また、精密機械になる為、設置場所や取り扱いには、
細心の注意をしなければならないというのも重要です。

「ピーク時間が無い」という点があまりピンっとこない方も多くいらっしゃると思いますが、
忙しい時間帯が無いということは、作業の波が無く、安定して仕事をすることができるということです。
働いている方も、「今は暇でも、後から忙しい」と思うと憂鬱になりますよね
ただ、このニュークックチルという方式では、暇な時間帯に予め用意をしておくことで、
忙しい時間が無くなる為、オンオフ無く仕事をすることができます。
施設様も人員増員などをしなくて良い為、人件費節約になりますし、
従業員様の業務満足度がアップする為、離職率の減少にも繋がります。

 

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