日本人の食事摂取基準量とは?

2022年3月30日

2022年3月30日火曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

本日は弊社の給食にも深く関わってくる
「1日に必要な栄養素」をテーマにします!
皆様も普段ご自宅でお食事を用意していると思いますが、
是非今回のブログを見て、
今後の献立の参考になればと思います。
※五大栄養素についての説明を省略しております。
五大栄養素については、前日のブログをご確認下さい。

 

1日に必要な栄養摂取量は、「1人〇〇程度」と決まったものがあるわけではありません。
年齢や性別、活動状況に応じて、それぞれに設定されている為、
自分の状況にあった摂取量を参考にしなければいけません。
また、栄養摂取量は目標値となる為、必ずしもピッタリが良いという分けでもありません。
カロリーなどの基準を満たしていても、五大栄養素が満たされていないなど、
どれかが著しく欠ける様なことがあれば、
バランスのとれた食事とは言えません。

どこかが突出した食事ではなく、それぞれの栄養素が平均的に取れている食事が理想的です。
本日は、平均的なお食事になる方法ではなく、
それぞれのお食事の目安値をご紹介していきます。

お食事の中で一番多くの方が気にするのがエネルギーです。
カロリーとも呼ばれ、カロリー値が高いと、太ってしまうイメージがあります。
このカロリーですが、人間が活動をする原動力ともなる為、
カロリーが無い=健康というわけではありません。
また、カロリーの目安値は、性別で大きく異なっています。
例えば18~29歳の男性の場合目安値は「2650kcal」となっていますが、
同年齢の女性は「2000kcal」となっています。
これが30~49歳の男性となると「2700kcal」で
女性は「2050kcal」となっており、
年齢での違いはそこまで大きくありませんが、性別での違いが大きく出ています。

タンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・ビタミンなどには、
年齢や性別共に大きく差分は無く、
どの年代や性別でも同じようなお食事をとって頂ける様になっています。

上記の基準については、通常の運動を行っている方の基準値となります。
高齢者や寝たきり生活の方は、運動レベルに応じて、
別途定めている基準値で食事をとって頂くことになります。
※詳細につきましては、国のHPをご確認下さい。

 

それぞれの基準値を守りながら、お食事をとって頂くというのはとても難しいことです。
弊社も栄養士が献立をたてて、日々お客様へ提供していますが、
栄養素や原価、お客様からの要望、色合い、使用食材頻度など
制約事項がとても多い為、常に悩みながら献立を作成しています。
栄養素を守ることは栄養士としての第一条件ですが、
お客様に販売するとなると、原価も考えなければいけないですし、
お客様に楽しんで頂くことで考えると、色合いや食材頻度も考えなければ、
お食事に飽きてしまうこともあります。

「食」という分野はとても広く、高齢化の進んだ日本では、
特に介護食というのは、今後も重要なジャンルになります。
そんな業界で、弊社は常に発展して行ける様に努力していますので、
是非お客様のご意見要望などをお聞かせください。

 

 

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