給食の提供方法

2022年5月16日

2022年5月16日月曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

皆さんは「高齢者施設の食事」と言われると、
どの様な物を想像しますか?

多くの人は、手作りで作ったものを、
利用者様の状態に合わせて刻んだり、
一口サイズに分けて提供しているイメージがあるかと思います。

ほとんどイメージ通りではあるのですが、
全ての施設が手作りかと言われると、
実は手作りではない施設も多くあるのです。

本日は、給食の調理・提供方法についてご紹介していきます!

 

☆圧倒的賞味期限の長さを持つ「クックフリーズ」☆
クックフリーズとは、真空パックに入った給食を
冷凍し、施設側で喫食時に湯煎調理をする方式のことです。

冷凍での保管ということもあり、
賞味期限が非常に長く、使い勝手が良いのが特徴です。
通常の喫食以外にも、保存しておいて非常食として使用するケースもあります。
また、ある程度の個数をまとめて施設へ納品する為、
配送料もかなりお得になります。

但し、ある程度まとめてきてしまう為、
冷凍庫やストッカーなどに十分なスペースが無いと場所を取ってしまいます。
また、冷凍品になる為、湯煎調理時に若干水っぽくなってしまい、
味が薄くなってしまう恐れがあります。

☆完全調理済みで場所を取らず、美味しい「クックチル」☆
クックチルとは、クックフリーズと似ていますが、
冷蔵保管のパック給食を湯煎調理する方式のことです。

冷蔵での保管である為、基本的には毎日納品されますが、
冷凍庫やストッカーなどのスペースが不要で、
煮物など味を染み込ませる必要のある食材については、
常に冷蔵で染み込んだ状態を維持できる為、非常に美味しく感じます。

但し、冷蔵である為、基本的には毎日配送となり、
受け取る手間などが発生します。
また、調理済み食材を何日を保管することは出来ない為、
通常だと納品日から1日程度経過すると廃棄となってしまいます。

☆事前準備で当日ピークタイムの負担軽減「ニュークックチル」☆
ニュークックチルは、専用のカートを用いることで、
当日のピークタイムの負担を軽減できる方式のことです。

専用カートは、通常冷蔵機能がついており、
前日に盛り付けてをして専用カートに入れており、
再加熱時刻を設定しておくことで、
当日自動的に再加熱が開始され、指定の時間に出来上がるという仕組みです。
規模の大きな施設様であれば、専用カートを導入することで、
利用者様の数だけ、手間を省くことが出来ます。

但し、専用カートは精密機械になるので、
当然初期費用が非常に高額なものになります。
途中で故障するリスクもある為、
ある程度の食数があり、カート導入のメリットが大きい施設様でないと、
逆に損をしてしまう可能性があります。

☆施設様の厨房を完全委託「給食委託」☆
給食委託は、施設様で持っている厨房ごと、外部委託することです。
実際の厨房には委託会社の人間が入って、調理を行う為、
施設様側では、人員雇用や献立作成など、
給食に関わるあらゆる業務が不要となります。
立派な厨房を持っており、このまま使わないことが勿体ない施設様や
一時的に厨房スタッフが足りない施設様にはオススメの契約です。

但し、委託会社もパートなどを雇用して勤務している為、
人の入れ替わりが激しく、品質も安定しないケースがあります。
また、人件費部分に関しては、施設様へ請求される為、
パック給食や自前調理などよりも、費用が高くなる恐れがあります。

 

 

以上が主な給食の提供方法になります。
どれが一番良いということは無く、
施設様毎に適した方法がありますので、
まずは給食会社に問い合わせをしてから、決めていくことが最善です。

 

 

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