介護食とは

2022年4月1日

2022年4月1日金曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

本日のブログテーマは「介護食」についてです。
弊社は、介護施設様向けに給食を作っており、
やわらかい食感、適度な味付けなどに気を付けていますが、
一般的な介護食というのは、何を指しているのかご説明します。

・高齢者食
加齢に伴って起こる身体の変化に適した食事を
一般的には高齢者食と言います。
食べやすい大きさにカットしたり、水分を補う食事にしたり、
固いものを柔らかくしたり、食欲増加の為に彩りを鮮やかにしたりと、
より食事を摂ってもらいやすい様にしたもののことです。

・介護食
上記高齢者食に加え、病態に配慮した食事を介護食と言います。
糖尿病や減塩、栄養成分などに配慮し、弱まった機能を補う食事であることが、
介護食には求められます。
一般的に家庭などで小さくカットしたものは高齢者食で、
栄養成分まで考慮した給食会社、または、配食サービスは介護食であるということです。

介護食は、実際にお食事を摂って頂く高齢者様の状態に合わせなければいけません。
具体的には以下の様な点が重要となってきます。

・咀嚼
咀嚼(そしゃく)とは、噛む力のことです。
皆さんお食事を召し上がる際には、当然歯で嚙み潰してから飲み込みますが、
年を重ねる毎に、この噛む力というのは弱まってきてしまいます。
介護食では、この弱まった噛む力を考慮した食事が必要となります。
カボチャをそのまま出すと、固くてうまく潰せず、大きな状態のまま飲み込んでしまい、
喉に詰まらせてしまう為、出来るだけ柔らかく、小さくする様にしたりします。
食材になるべく水分を含める様な、蒸す・煮るという工程を増やし、
やわらかく仕上げることが必要となります。

・嚥下
嚥下(えんげ)とは、飲み込む力のことです。
人間は食べたものが喉を通り、胃まで送り届けることで、
消化され、栄養が吸収される様になっています。
稀に食べ物が喉に残り、誤って気管に入ることがあり、
これを誤嚥(ごえん)といい、命にかかわるケースもあります。
咀嚼時と同様に、柔らかく小さいものにすることで、この誤嚥を防ぐことができます。
また、水分が少ない食べ物だと、喉に残りやすく、
嚥下の原因となってしまう為、喉を通りやすい食材を使用する様にも心がけています。

・病態
介護食では、高齢者様の病態も考慮しなければいけません。
高齢者様に多い生活習慣病としては、
血管系疾患、心臓疾患、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、がんなどです。
これらをケアする為の食事を提供しなければいけない為、
ご家庭で制限や治療に合ったお食事を毎日調理することは、
非常に難しく断念してしまうケースが多々あります。
そういった場合、通常であれば、弊社の様な給食会社を利用し、
疾患コントロールを出来るお食事を外注することがベストです。

ここまで介護食について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
通常の介護業務も同様ですが、介護食というのは、非常に大変です。
一般家庭が行うとなると、当然知識も必要ですし、
一歩間違えば、命にもかかわってしまう為、リスクも高いです。
現在の日本では少子高齢化が進んでいる為、高齢者の方が非常に多くいます。
介護現場では、人手不足問題が慢性的になってきており、
施設利用者様と介護職員の比率が一定ではなくなってきています。

施設を利用できない高齢者様が増えてきたり、
施設様でも職員が確保できないということがあると、
高齢者様の生活を安定させることが非常に難しくなってきます。
この問題を解決させる為に、弊社ではパック給食の存在をアピールし、
施設様にはパック給食で食事提供の安定化を、
在宅者様にはお弁当給食で毎日の食事を健康的にと考えています。

まだまだ知名度の低い弊社ですが、
今後はもっと皆さんに名前を知ってもらえる様にブランディングにも力を入れていきます。
皆さんも食に関してのお困り事があれば、
まずは弊社へお気軽にご相談下さい!

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札幌・旭川・北見だけでなく、函館・苫小牧など幅広く対応!
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