人間の感じる味覚の種類

2022年5月18日

2022年5月18日水曜日

皆さん、こんにちは!
Freppa(フレッパ)広報担当です!

皆さん、物を食べる時に「味」を意識したことがありますか?
殆どの人は特に気にせず、
食べた結果「美味しい」などを判断するものです。

しかし、あまりに辛いものや酸っぱいものは、
口に出して表現しがちですよね。
本日はそういった「味覚」をテーマにしていきます!

 

☆味はどうやって感じるの?☆
そもそも味はどの様に感じているのでしょうか?
胃や腸で消化された時には、
既に味は感じ終わって、満腹感に変わっています。

味は口の中にある舌の味蕾(みらい)という部分で感じているとのことです。
ここには味細胞があり、舌全体で味を感じられる様になっています。
この味蕾という部分に料理が触れることで、
味細胞が味覚を判断して、脳に伝えているのです。

☆味覚は何種類あるの?☆
昔から味覚は4種類あり、この4種類が味の基礎だと言われています。
ケーキなどの甘い物を食べた際に感じる「甘味」、
塩分の多い物を食べた際に感じる「塩味」、
濃いお茶などを飲んだ際に感じる「苦味」、
レモンなどを食べた際に感じる「酸味」の4種類です。

グレープフルーツは甘味を感じつつも、酸味がある「甘酸っぱい」という
4種類の中から2種類が統合された様な味を感じることができます。

しかし、近年では、この4つの味覚とは別に第5の味覚が現れました。
それは「旨味」です。
これは日本人ならではの味覚で、4つ全てが成り立った味覚です。

例えば味噌汁には、出汁が入っています。
しかし、この出汁を抜くと味噌汁は全く美味しくなくなります。
これは昆布の旨味である「グルタミン酸」が含まれていない為です。
この様に出汁一つで料理の味を大きく変えることから、
最近になってようやく、旨味が認められ、五基本味となりました。

☆味はいつから感じる様になるの?☆
基本的には生まれた瞬間から感じる為、
子供の頃もご飯を「美味しい」と感じることは出来ます。
また、強い味の料理を食べれば、
幼くとも味覚に反応することができます。

12歳までは味覚を鍛えることができる為、
小学校などでは、好き嫌いをせずに色々な料理を食べ、
味覚を育てることで、大人になってから味に敏感になることができます。
味に敏感な人間は、優しく・おおらかな人間に育つ様です。

☆第6の味覚?☆
最近では豚骨ラーメンなどが流行っていますが、
豚骨ラーメンは豚骨から出汁を取って、
色々な調味を混ぜて出来上がります。

この豚骨自体に味覚カルシウムがあり、旨味と同様に出汁を取っている為、
現在第6の味覚ではないかと研究が進んでいる様です。
豚骨に限らず、鶏ガラや牛骨なども、新しい味覚なのかもしれません。

この様に味覚は5種類の基本からなっており、
その5種類を人間は感じ取ることができるのです。
当然個人によって、味覚の感じ方が異なる為、
ある人は普通に食べられるカレーライスが、別の人にとっては、
辛すぎる場合も当然あります。

 

また、好みの問題もある為、辛い食べ物の好き嫌いや
苦い飲み物の好き嫌いなども分かれてきます。

どの味覚の食べ物が健康に良いのかなど、
味覚によって効果が違うなどは特にありませんが、
辛い食べ物を食べると興奮状態になり、眠れなくなったり、
甘い食べ物を食べ過ぎると、虫歯になりやすいなど、
ちょっとしたイメージや想像は多くあります。

噛む位置によっては、味覚の感じ方も異なるという説もあるので、
是非色々な箇所で噛んで、味を楽しんでみてください!

 

 

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